今は、村上春樹さん・柴田元幸さんの対談集「翻訳夜話」を読んでいます。
お友達が貸してくれたもの。 まだまだ最初の方なのですが、 春樹さんはよく「リズム」という言葉を使ってお話しされています。 「文章にとって一番大事なのは、たぶんリズムなのだと思う」というようなこと。 また、「文章っていうのは人を前に進めなくちゃいけないから、 前のめりにならなくちゃいけないんですよ」ともおっしゃっています。 私は時々、本を音読してみることがあるのですが、 中でも一番、どこまでもどこまでもスルスルとよどみなく読めて驚いたのが、 村上春樹さんの小説でした。 「翻訳夜話」を読んで、その謎が少し分かったような気がして なんだかうれしく思いました。
by nanaismM
| 2006-06-11 12:50
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